セントラル硝子 26年3月期 連結売上高1444億7900万円 成長戦略を中期経営計画として策定
2026.06.01
セントラル硝子㈱は、2026年3月期(2025年4月1日〜2026年3月31日)の決算を発表した。
連結経営成績は、売上高1444億7900万円で(前年同期比0.2%増)、営業利益100億2900万円(同5.6%減)、経常利益122億8100万円(同1.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益83億6000万円(同47.2%減)となった。
個別経営成績は、売上高517億5500万円(前年同期比1.1%減)、営業利益26億5300万円(同33.2%減)、経常利益108億1700万円(同4.1%増)、当期純利益99億7600万円(同43.7%減)となっている。
セグメント別の概況は次の通り。
○ガラス事業
建築用ガラスは、非住宅向け製品の販売増加により、売上高は前期を上回った。自動車用ガラスは、需要が低調に推移したことに加えて、顧客の一時生産停止による製品の販売減少から、売上高は前期を下回った。ガラス繊維は、自動車向け製品の販売増加により、売上高は前期を上回っている。以上の結果から、ガラス事業の売上高は前期比2.0%増加の596億4000万円となり、損益は前期比3億4200万円増加の28億1000万円の営業利益となった。
○電子材料事業
AI向け半導体の需要増加による先端ロジックメーカーの増産を背景とした特殊ガス製品の販売増加などから、売上高は前期比8.1%増加の262億200万円となった。一方損益は原材料費他のコスト上昇の影響もあり、前期比1200万円減少の39億8600万円の営業利益となった。
〇エネルギー材料事業
競争激化に伴うリチウムイオン電池用電解液製品の販売減少により、売上高は前期比19.5%減少の120億700百万円となり、損益は前期比11億4200万円悪化の32億6400万円の営業損失となった。
〇ライフ&ヘルスケア事業
医療化学品は、医療関連製品の国内販売は堅調だったものの、輸出が低調に推移した事に加え、為替影響による販売単価の下落により、売上高は前期を下回った。素材化学品は、機能材料製品の需要が低調に推移したことに加え、前年にPAC(水処理用凝集剤)事業から撤退した影響により、売上高は前期を下回った。肥料は、緩効性肥料の需要が低調に推移したため販売数量は減少したものの、原材料価格の上昇に伴い販売価格も上昇したことから、売上高は前期を上回った。これらの結果、ライフ&ヘルスケア事業の売上高は前期比2.9%減少の410億2400万円となった。損益は固定費の削減、不採算事業撤退の効果などにより、前期比2億2000万円増加し61億7000万円の営業利益となった。
なお、2027年3月期(2026年4月1日〜2027年3月31日)の通期連結業績予想は、売上高1640億円(前期比13.5%増)、営業利益100億円(同0.3%減)、経常利益103億円(同16.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益72億円(同13.9%減)を見込んでいる。

