日本板硝子社長就任あいさつ
2023.04.10
日本板硝子㈱は、4月1日付で代表執行役社長兼CEOに就任した細沼宗浩氏のメッセージを公表した。
◯NSGグループのステークホルダーの皆様へ
新年度(2024年3月期)がスタートしました。今年度はNSGグループにとって、3つの点で重要な意味を持っています。
まず第一に、新しい経営体制に移行し、上級管理職に新メンバーも加わりました。新しいチームにおける私のモットーは、Flat(フラット)、Frank(フランク)、Fast(ファスト)です。これは、フラットな組織、フランクなコミュニケーション、迅速な(ファスト)意思決定を意味します。
また、職場におけるFun(ファン)、つまり仕事を楽しむことの重要性も強調したいと思います。
二つ目の意味は、現在の中期経営計画であるリバイバルプラン24(RP24)の最終年度であるということです。前年度(2023年3月期)の実績については5月の決算発表までは沈黙期間となるため詳細のコメントは割愛しますが、年度末に向かって世界中のグループ従業員が目標を達成するためにさまざまな努力を重ねているのを目の当たりにし、深く感銘を受けました。全従業員の努力に心から感謝したいと思います。
RP24の方向性は大きく変わることはありません。引き続き、「コスト構造改革」「事業構造改革」「企業風土改革」に注力します。以下に掲げる6つの目標は、前年度と大きく変わりません。
1.従業員の健康、安全、倫理・コンプライアンスを徹底し、従業員を守る
2.不安定な市場環境のなかでも積極的かつ前向きな考え方で、主要な財務目標の達成を目指す
3.今年度だけでなくそれ以降にもグループの成長に貢献する、”Shine”の取り組みを着実に実行する
4.自動化およびデジタル化の取り組みを進め、より機敏でリーンな経営を実現する
5.サステナビリティおよび費用削減の両面から炭素排出削減に取り組む
6.従業員一人ひとりおよび組織全体としてのエンゲージメントを高める
最後に第三点として、今年度は来年度(2025年3月期)から始まる新中期経営計画を策定する、当社グループの未来につながる1年であるということです。
新しい計画は「中期」計画ですが、「長期」を見据えて必要なアクションを特定していくことになります。
将来に向けた戦略については、「D」から始まる4つの言葉がキーワードになると考えています。それは、脱炭素化(Decarbonisation)、デジタル(Digital)、新規事業・製品開発(Development)、ダイバーシティ(Diversity)です。
「脱炭素化」と「デジタル」は、当社グループ事業の成長のためだけでなく、オペレーションにおいても極めて重要です。脱炭素化とデジタルという市場トレンドを掴みビジネスにつなげるため、新技術、新商品、新しいビジネスモデルの「開発」を目指していきます。事業の発展に欠かせない、新しいアイデアの源泉となるのが「多様性」です。これは私たちの戦略の中核となる構成要素の一つです。
今後グループの代表として、株主、お客様、サプライヤー各社など、多くのステークホルダーの皆様とお会いできることを楽しみにしています。
引き続き、よろしくお願いします。
◯NSGグループのステークホルダーの皆様へ
新年度(2024年3月期)がスタートしました。今年度はNSGグループにとって、3つの点で重要な意味を持っています。
まず第一に、新しい経営体制に移行し、上級管理職に新メンバーも加わりました。新しいチームにおける私のモットーは、Flat(フラット)、Frank(フランク)、Fast(ファスト)です。これは、フラットな組織、フランクなコミュニケーション、迅速な(ファスト)意思決定を意味します。
また、職場におけるFun(ファン)、つまり仕事を楽しむことの重要性も強調したいと思います。
二つ目の意味は、現在の中期経営計画であるリバイバルプラン24(RP24)の最終年度であるということです。前年度(2023年3月期)の実績については5月の決算発表までは沈黙期間となるため詳細のコメントは割愛しますが、年度末に向かって世界中のグループ従業員が目標を達成するためにさまざまな努力を重ねているのを目の当たりにし、深く感銘を受けました。全従業員の努力に心から感謝したいと思います。
RP24の方向性は大きく変わることはありません。引き続き、「コスト構造改革」「事業構造改革」「企業風土改革」に注力します。以下に掲げる6つの目標は、前年度と大きく変わりません。
1.従業員の健康、安全、倫理・コンプライアンスを徹底し、従業員を守る
2.不安定な市場環境のなかでも積極的かつ前向きな考え方で、主要な財務目標の達成を目指す
3.今年度だけでなくそれ以降にもグループの成長に貢献する、”Shine”の取り組みを着実に実行する
4.自動化およびデジタル化の取り組みを進め、より機敏でリーンな経営を実現する
5.サステナビリティおよび費用削減の両面から炭素排出削減に取り組む
6.従業員一人ひとりおよび組織全体としてのエンゲージメントを高める
最後に第三点として、今年度は来年度(2025年3月期)から始まる新中期経営計画を策定する、当社グループの未来につながる1年であるということです。
新しい計画は「中期」計画ですが、「長期」を見据えて必要なアクションを特定していくことになります。
将来に向けた戦略については、「D」から始まる4つの言葉がキーワードになると考えています。それは、脱炭素化(Decarbonisation)、デジタル(Digital)、新規事業・製品開発(Development)、ダイバーシティ(Diversity)です。
「脱炭素化」と「デジタル」は、当社グループ事業の成長のためだけでなく、オペレーションにおいても極めて重要です。脱炭素化とデジタルという市場トレンドを掴みビジネスにつなげるため、新技術、新商品、新しいビジネスモデルの「開発」を目指していきます。事業の発展に欠かせない、新しいアイデアの源泉となるのが「多様性」です。これは私たちの戦略の中核となる構成要素の一つです。
今後グループの代表として、株主、お客様、サプライヤー各社など、多くのステークホルダーの皆様とお会いできることを楽しみにしています。
引き続き、よろしくお願いします。