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日本板硝子 国内建築用板ガラス製品を価格改定 板ガラス・鏡製品などを対象に10〜25%

2025.10.10

 日本板硝子㈱は、このほど国内建築用板ガラス製品の価格改定を発表した。2026年1月1日出荷分から、板ガラス製品の価格を10~25%、鏡製品の価格を20~25%、建築用機能ガラス製品の価格を15~20%引き上げる。なお、一部製品については、発表以上の引き上げを行う場合もある。
 同社グループは、製造工程の効率化や合理化によるコスト削減に取り組んできた。しかしながら、昨今の人件費・外注費・原燃材料費などの継続的なコスト上昇に加え、品質の維持および安定供給を実現するための製造設備の更新・増強、さらにはカーボンニュートラルの実現に向けた環境対策も急務となっていた。
 こうした背景を踏まえて、引き続き安定的な製品供給体制を維持するためには、販売価格の改定を実施せざるを得ないとの判断から、今回の発表となった。
 なお、同社グループでは、今後も取引先と共に持続可能な発展に貢献する高付加価値製品とサービスの提供に努めていくとしている。

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