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セントラル硝子第1四半期決算 ガラス事業は18%増収

2023.08.28

 セントラル硝子㈱は、このほど2024年3月期第1四半期(2023年4月1日~6月30日)の連結業績を発表した。
 同期の売上高は390億100万円(前年同期比4.5%増)、営業利益28億4500万円(同21.7%減)、経常利益38億3700万円(同32.3%減)、親会社に利属する四半期純利益28億31000万円(同54.6%減)で推移した。
 この中でガラス事業において、建築用ガラスは、建築需要は前年を若干下回る状況で推移したものの、前年に実施しました製品価格改定の浸透により、売上高は前年同期を上回った。自動車用ガラスについても、前年同期は上海のロックダウンや半導体の不足などによる部品供給の問題で各自動車メーカーの生産調整の影響を受けたものの、当期は自動車生産台数の回復、及び原燃材料価格の高騰に対応し、製品価格改定を実施したことから、売上高は前年同期を上回っている。ガラス繊維は、自動車分野における生産台数の回復により、売上高は前年同期を上回った。以上のことから、ガラス事業の売上高は139億500万円(前年同期比18.2%増)となり、営業損益は3億2600万円(前年同期比3800万円の減少)となった。
 なお、2024年3月期の連結業績予想(2023年4月1日~2024年3月31日)は、売上高1825億円(前年同期比7.8%増)、売上高140億円(同16.5%減)、経常利益160億円(同18.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益140億円(同67.1%減)を見込んでいる。

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