AGC 特別企画展「ガラスの正体」を開催
2022.04.25
AGC㈱は、国際連合(国連)の定める「国際ガラス年2022」を記念して、4月4日(月)[一般公開は4月11日(月)]~9月2日(金)まで、AGC横浜テクニカルセンター(横浜市鶴見区)で特別企画展「ガラスの正体」を開催する。
ガラス素材の産業における機能的価値の紹介に加え、ガラスが持つ印象や文脈、情緒的価値を6つの異なる視点から紐解き、文明の発展と共に歩んできたガラスの魅力を感じるとともに、ガラスの持つ可能性やこれから果たすべき役割などを見つめなおすことができる展示となっている。
同企画展では、同社がこれまで生み出してきた既存のガラス製品や、スマートミラーを用いた新しいユーザーインターフェース、電波や紫外線を可視化するVR技術などをわかりやすく体験できる。更にライフサイエンスや環境・エネルギー分野に貢献するガラス製品や、環境対応型ガラス製造プロセス技術などの映像展示を通して、持続可能な社会に貢献する製品・技術も紹介。加えて、世界各地の砂や原料を用いて「土地の記憶」を封入したガラス作品の紹介や、同社が新たに開発した分相ガラス(特有の素材制御技術によりガラスの中に屈折率の異なるナノオーダーの粒子を均一に分散させることで作られたガラス)を用いたアート作品などを通して、ガラスの持つ情緒的価値を再発見し、来場者が「ガラスの正体」とは何かを思いをめぐらせ、得られた発見や気付きにより、ガラス産業の未来の発展に向けた新たな発見や、繋がりが生まれる空間を目指す。
なお、同社は「国際ガラス年2022」にダイヤモンドスポンサーとして協賛しており、同特別企画展だけでなく、様々なイベントを主催することで、ガラスの魅力を世界中に発信していくとしている。
国際ガラス年特別企画展「ガラスの正体」の開催概要は、次の通り。
会期=9月2日(金)まで[土日祝休]
会場=AGC横浜テクニカルセンター(横浜市鶴見区末広町1‐1)
開場時間=午前9時~午後5時30分
ディレクション=㈱アートフリーク
URL=https://www.agc.com/identity-of-glass/
申し込み方法=完全予約(招待制)。観覧希望者はAGC社員に直接連絡するか、メール(agc-ml.IYoG2022@agc.com)で連絡
なお、一般公開に先立ち、4月8日(金)にプレスデーを設け、報道向けに公開した。
会場内は、「ガラスとは」から始まる6つのフレーズをコーナータイトルとして、それぞれの視点からガラスを紐解き、来場者と一緒にガラスの魅力や可能性など、新たな気付きを語り合う場として構成されている。例えば、ひとつ目のコーナー「ガラスとは小さな地球である」では、世界や日本各地で採取した砂を用いてガラスを作り、その色や質感の違いを展示。3つ目のコーナー「ガラスとは物語である」では、ガラスの物語として紐付きやすいシンデレラのガラスの靴になぞらえ、実際にガラスの靴を履いてみる体験ができる。また、「ガラスの心臓」という言葉から、傷つきやすく壊れやすいイメージのあるガラスで作られたハート型の上から「心が痛む」フレーズを書いた鉄球を落とす体験では、意外にも割れにくく傷がつかないガラスの心臓を見ることで、従来と違った感想や、気づきがあることを体感できる展示とした。
AGCによると「展示を完全予約制にしたのは、新型コロナ対策もあるが、見学者と会場案内の担当者が会話をすることから生まれる気づきやアイディアを、今後の商品開発や研究に活かしたいとの思いがある。そのために、担当者が対応できる人数に絞るための措置」とした上で、「担当を若手や研究者にすることで、発想の幅を広げたい」との考えから、今回の対応となったと明かしている。
ガラス素材の産業における機能的価値の紹介に加え、ガラスが持つ印象や文脈、情緒的価値を6つの異なる視点から紐解き、文明の発展と共に歩んできたガラスの魅力を感じるとともに、ガラスの持つ可能性やこれから果たすべき役割などを見つめなおすことができる展示となっている。
同企画展では、同社がこれまで生み出してきた既存のガラス製品や、スマートミラーを用いた新しいユーザーインターフェース、電波や紫外線を可視化するVR技術などをわかりやすく体験できる。更にライフサイエンスや環境・エネルギー分野に貢献するガラス製品や、環境対応型ガラス製造プロセス技術などの映像展示を通して、持続可能な社会に貢献する製品・技術も紹介。加えて、世界各地の砂や原料を用いて「土地の記憶」を封入したガラス作品の紹介や、同社が新たに開発した分相ガラス(特有の素材制御技術によりガラスの中に屈折率の異なるナノオーダーの粒子を均一に分散させることで作られたガラス)を用いたアート作品などを通して、ガラスの持つ情緒的価値を再発見し、来場者が「ガラスの正体」とは何かを思いをめぐらせ、得られた発見や気付きにより、ガラス産業の未来の発展に向けた新たな発見や、繋がりが生まれる空間を目指す。
なお、同社は「国際ガラス年2022」にダイヤモンドスポンサーとして協賛しており、同特別企画展だけでなく、様々なイベントを主催することで、ガラスの魅力を世界中に発信していくとしている。
国際ガラス年特別企画展「ガラスの正体」の開催概要は、次の通り。
会期=9月2日(金)まで[土日祝休]
会場=AGC横浜テクニカルセンター(横浜市鶴見区末広町1‐1)
開場時間=午前9時~午後5時30分
ディレクション=㈱アートフリーク
URL=https://www.agc.com/identity-of-glass/
申し込み方法=完全予約(招待制)。観覧希望者はAGC社員に直接連絡するか、メール(agc-ml.IYoG2022@agc.com)で連絡
なお、一般公開に先立ち、4月8日(金)にプレスデーを設け、報道向けに公開した。
会場内は、「ガラスとは」から始まる6つのフレーズをコーナータイトルとして、それぞれの視点からガラスを紐解き、来場者と一緒にガラスの魅力や可能性など、新たな気付きを語り合う場として構成されている。例えば、ひとつ目のコーナー「ガラスとは小さな地球である」では、世界や日本各地で採取した砂を用いてガラスを作り、その色や質感の違いを展示。3つ目のコーナー「ガラスとは物語である」では、ガラスの物語として紐付きやすいシンデレラのガラスの靴になぞらえ、実際にガラスの靴を履いてみる体験ができる。また、「ガラスの心臓」という言葉から、傷つきやすく壊れやすいイメージのあるガラスで作られたハート型の上から「心が痛む」フレーズを書いた鉄球を落とす体験では、意外にも割れにくく傷がつかないガラスの心臓を見ることで、従来と違った感想や、気づきがあることを体感できる展示とした。
AGCによると「展示を完全予約制にしたのは、新型コロナ対策もあるが、見学者と会場案内の担当者が会話をすることから生まれる気づきやアイディアを、今後の商品開発や研究に活かしたいとの思いがある。そのために、担当者が対応できる人数に絞るための措置」とした上で、「担当を若手や研究者にすることで、発想の幅を広げたい」との考えから、今回の対応となったと明かしている。