このページの先頭です
ここから本文です

第27回板ガラスフォーラム 業界人が一堂に会する学びの場に

2025.04.28

リーフレット
 板ガラス業界8団体共催の「第27回板ガラスフォーラム」が6月13日(金)に開催される。時間は、午後2時~6時30分まで。今年は、会場をグランドプリンスホテル新高輪 国際館パミール(東京都港区高輪3‐13‐1)に変更して開催する。参加費用は、会員が1万7千円、会員以外の一般参加は2万2000円。主催団体会員は各主催団体事務局宛てにFAXで申し込みを行い、一般参加は、関係団体か板ガラスフォーラム事務局に直接申し込む。参加申し込み締め切りは5月23日(金)必着。
 今年のテーマは「『カーボンニュートラルの実現とSDGs社会への積極的貢献』~今後も繁栄を続けるため物流課題への対応と次世代への継承~」。
 当日のスケジュールは、午後1時から受付を開始、2時から開会宣言、主要団体を代表して(一社)板硝子協会・島村琢哉会長のあいさつを行う。
 第1部は講演主体の構成。2時10分~2時40分まで経済産業省の担当者が講演、2時40分~3時までは(一社)板硝子協会資源エネルギー物流委員会の岩倉清悟委員長が「ガラス業界の物流課題と解決への取組み」と題した講演を行う。次いで、3時~3時30分までNX総合研究所㈱の磯村誠二氏が「物流の効率化、標準会に伴う先進事例のご紹介」と題して講演、3時30分~4時までは山九㈱の柴尾直樹氏が「当社における人手不足の現状とその対応事例」とした講演を行う。
 講演後、約10分の休憩を挟んで、4時10分から第2部が開幕。「未来志向でひらくガラス業界の可能性」をテーマに、学生と業界関係者のトークセッションが60分間行われる。
 最後に、会場を移して、5時20分~6時30分まで、合同懇親パーティーが催される。来賓挨拶や各団体代表者の紹介、各地・各団体が一堂に会する、盛大な懇親会となる。
 詳細は、板ガラスフォーラム事務局[(一社)板硝子協会内、担当=橋本氏・榎本氏、電話=03‐6450‐3926、FAX=03‐6450‐3928]まで。
 なお、ペーパーレスの取り組みのため、当日の資料は板硝子協会Webサイトに事前掲載される予定。
 主催者のあいさつ文(要約)は次の通り。
 ○ごあいさつ
 さて、本年も板硝子業界8団体の共同開催により、第27回板ガラスフォーラムを開催する運びとなりました。なお、本年は会場をグランドプリンスホテル新高輪国際館パミールへ変更しての開催となります。
 本年の板ガラスフォーラムは、「カーボンニュートラルの実現とSDGs社会への積極的貢献」をメインテーマとし、サブテーマとして「~今後も繁栄を続けるため 物流課題への対応と次世代への継承~」を掲げ、二部構成で実施いたします。
 第1部では〈今後も繁栄を続けるため 物流課題への対応〉と題し、物流2024年問題を中心に議論を進めます。ドライバーの労働時間の規制強化により、輸送能力の低下やコスト増加が深刻化することが予測される中、ガラス業界も従来の物流体制を見直し、より効率的で持続可能な輸送手段を確立することが求められています。特に、「フィジカルインターネット」の概念を活用した新たな物流ネットワークの構築も注目されており、物流の最適化と環境負荷低減の両立が期待されています。ガラス業界においても、バレットの共通化や回収システムの最適化等により、輸送効率の向上とコスト削減の検討が進んでいます。
 本フォーラムでは、府省庁や物流の専門家をお招きし、フィジカルインターネットの実現に向けた取り組みや、ガラス業界の物流における課題や取組みについてご講演頂き、業界全体での方向性を探る場といたします。
 第2部では〈未来志向でひらくガラス業界の可能性〉と題し、学生を含むガラス業界外の方々とガラス業界関係者によるトークセッションを実施いたします。建築用ガラスは、住宅やビル、その他の建築物のカーボンニュートラルの実現等に極めて重要な役割を果たしており、その可能性は広がり続けています。本セッションでは、生活者やユーザーとの関係性をどのように再構築していくのかを考えるとともに、産業としてのポテンシャルを再認識し、今後の発展に向けた具体的な方策を探ります。
 板ガラスフォーラムは、全国の業界関係者が一堂に会し、学び合う場として発展させていきたいと考えております。より多くの皆様にご参加いただき、有意義な場となるよう、協議・準備を進めて参りましたので、ぜひ多数のご出席を賜りますようお願い申し上げます。

同じカテゴリの記事