AGC第3四半期決算・建築ガラス売上高3547億円
2023.11.13
AGC株式会社(東京都)の2023年12月期第3四半期決算は、売上高1兆4838億1700万円(前年比1.0%減)、営業利益955億3400万円(同37.2%減)、税引前四半期利益992億1200万円(同40.0%減)、四半期純利益722億9500万円(同44.0%減)、親会社の所有者に帰属する四半期純利益575億4000万円(同41.7%減)、四半期包括利益合計額2030億2400万円(同36.9%減)の減収減益だった。
売上高は自動車用ガラスの売上増加や為替の影響があったものの、ライフサイエンスの受託売上減少などにより、前年を下回った。
建築ガラスの売上高は3547億円で前年比44憶円増加。営業利益は269億円で前年比は22憶円減だった。アジアでは日本を除く地域で出荷が減少した。欧米でも景気減速の影響で出荷は減少、販売価格が下落した結果減収となっている。また、欧米では天然ガス価格が下落したが製造原価は悪化している。
日本国内では販売価格の改定により増収。国による補助金事業も複層ガラス、高断熱・遮熱の需要増加を後押しした。
これは通気見通しでも、高断熱・遮熱ガラス需要により出荷は堅調に推移するとしているが、国内補助金制度に関連する需要は一段落するとみている。
決算の説明を担当した宮地伸二副社長執行役員CFO、CCOは「補助金事業により、複層ガラス、遮熱・断熱のメリットが広く知られるようになった。高断熱化の促進は今後も継続して傾注する」と述べている。
通期の建築ガラスについては、売上高4800億円(同37憶円減)、営業利益360億円(同33憶円増)を見込んでいる。
全体では売上高2兆500億円(同0.7%増)、営業利益1500億円(同18.5%減)、税引前利益1070億円(同82.9%増)、当期純利益780億円(同246.6%増)、親会社の所有者に帰属する当期純利益590億円、基本的1株当たり当期純利益273円15銭を見込んでいる。
売上高は自動車用ガラスの売上増加や為替の影響があったものの、ライフサイエンスの受託売上減少などにより、前年を下回った。
建築ガラスの売上高は3547億円で前年比44憶円増加。営業利益は269億円で前年比は22憶円減だった。アジアでは日本を除く地域で出荷が減少した。欧米でも景気減速の影響で出荷は減少、販売価格が下落した結果減収となっている。また、欧米では天然ガス価格が下落したが製造原価は悪化している。
日本国内では販売価格の改定により増収。国による補助金事業も複層ガラス、高断熱・遮熱の需要増加を後押しした。
これは通気見通しでも、高断熱・遮熱ガラス需要により出荷は堅調に推移するとしているが、国内補助金制度に関連する需要は一段落するとみている。
決算の説明を担当した宮地伸二副社長執行役員CFO、CCOは「補助金事業により、複層ガラス、遮熱・断熱のメリットが広く知られるようになった。高断熱化の促進は今後も継続して傾注する」と述べている。
通期の建築ガラスについては、売上高4800億円(同37憶円減)、営業利益360億円(同33憶円増)を見込んでいる。
全体では売上高2兆500億円(同0.7%増)、営業利益1500億円(同18.5%減)、税引前利益1070億円(同82.9%増)、当期純利益780億円(同246.6%増)、親会社の所有者に帰属する当期純利益590億円、基本的1株当たり当期純利益273円15銭を見込んでいる。