建築物リフォーム・リニューアル調査 公表
2022.09.26
国土交通省 総合政策局 建設経済統計調査室は、このほど令和4年度第1四半期に元請けとして受注した建築物リフォーム・リニューアル工事について、建設業許可業者5000者に対し調査を実施、結果を取りまとめまた。
◎受注高
令和4年度第1四半期の受注高の合計は、2兆8027億円で、対前年同期比1.6%増加した。うち、住宅に係る工事の受注高は9100億円で、同0.6%減少し、非住宅建築物に係る工事の受注高は1兆8927億円で、同2.7%増加した。
工事種類別受注件数と受注高の内訳は次の通り。
▽住宅
増築工事の受注件数は5190件(対前年同期比20.5%増)で、受注高は131億円(同39.3%減)。一部改築工事の受注件数は8829件(同10.8%減)、受注高253億円(同26.4%減)。改装・改修工事の受注件数は54万323件(同19.8%増)、受注高6892億円(同3.5%増)。維持・修理工事の受注件数は127万4129件(同6.9%増)、受注高は1824億円(同5.9%減)。
▽非住宅建築物
増築工事の受注件数は3341件(同10.6%増)、受注高は1927億円(同81.3%増)。一部改築工事の受注件数は5080件(同14.2%増)、受注高は373億円(同23.7%減)。改装・改修工事・維持・修理工事の受注件数は62万5987件(同22.5%減)、受注高1兆6627億円(同1.5%減)。
◎工事内容(概要)
○用途別、構造別 受注高
▽住宅は、「木造」の「一戸建住宅」(4723億円、対前年同期比3.4%減)、「コンクリート系構造」の「共同住宅」(3292億円、同9.9%増)の順に多い。
▽非住宅建築物は、「鉄骨造」の「生産施設(工場、作業場)」(2845億円、同1.7%増)、「コンクリート系構造」の「事務所」(2246億円、同1.7%減)の順に多い。
○発注者別 受注高
▽住宅は、「個人」(6312億円、同4.6%減)、「管理組合」(1366億円、同17.1%増)の順に多い。
▽非住宅建築物は、「民間企業等」(1兆5093億円、同2.1%増)、「公共」(3160億円、同7.2%増)の順に多い。
○工事目的別 受注件数(複数回答)
▽住宅は、「劣化や壊れた部位の更新・修繕」(172万1915件、同9.3%増)、「省エネルギー対策」(4万6756件、同35.1%減)の順に多い。
▽非住宅建築物は、「劣化や壊れた部位の更新・修繕」(54万3322件、同22.6%減)、「省エネルギー対策」(3万8525件、同37.9%減)の順に多い。
○工事部位別 受注件数(複数回答)
▽住宅は、「給水給湯排水衛生器具設備」(54万8650件、同11.9%増)、「内装」(44万1296件、同20.6%増)の順に多い。
▽非住宅建築物は、「電気設備」(17万7410件、同13.9%減)、「内装」(11万6593件、同31.0%減)の順に多い。
(注)建設経済統計調査室によると、ガラス交換や内窓設置など窓関連の行為については、建具と内装に含まれるとのことである。
◎受注高
令和4年度第1四半期の受注高の合計は、2兆8027億円で、対前年同期比1.6%増加した。うち、住宅に係る工事の受注高は9100億円で、同0.6%減少し、非住宅建築物に係る工事の受注高は1兆8927億円で、同2.7%増加した。
工事種類別受注件数と受注高の内訳は次の通り。
▽住宅
増築工事の受注件数は5190件(対前年同期比20.5%増)で、受注高は131億円(同39.3%減)。一部改築工事の受注件数は8829件(同10.8%減)、受注高253億円(同26.4%減)。改装・改修工事の受注件数は54万323件(同19.8%増)、受注高6892億円(同3.5%増)。維持・修理工事の受注件数は127万4129件(同6.9%増)、受注高は1824億円(同5.9%減)。
▽非住宅建築物
増築工事の受注件数は3341件(同10.6%増)、受注高は1927億円(同81.3%増)。一部改築工事の受注件数は5080件(同14.2%増)、受注高は373億円(同23.7%減)。改装・改修工事・維持・修理工事の受注件数は62万5987件(同22.5%減)、受注高1兆6627億円(同1.5%減)。
◎工事内容(概要)
○用途別、構造別 受注高
▽住宅は、「木造」の「一戸建住宅」(4723億円、対前年同期比3.4%減)、「コンクリート系構造」の「共同住宅」(3292億円、同9.9%増)の順に多い。
▽非住宅建築物は、「鉄骨造」の「生産施設(工場、作業場)」(2845億円、同1.7%増)、「コンクリート系構造」の「事務所」(2246億円、同1.7%減)の順に多い。
○発注者別 受注高
▽住宅は、「個人」(6312億円、同4.6%減)、「管理組合」(1366億円、同17.1%増)の順に多い。
▽非住宅建築物は、「民間企業等」(1兆5093億円、同2.1%増)、「公共」(3160億円、同7.2%増)の順に多い。
○工事目的別 受注件数(複数回答)
▽住宅は、「劣化や壊れた部位の更新・修繕」(172万1915件、同9.3%増)、「省エネルギー対策」(4万6756件、同35.1%減)の順に多い。
▽非住宅建築物は、「劣化や壊れた部位の更新・修繕」(54万3322件、同22.6%減)、「省エネルギー対策」(3万8525件、同37.9%減)の順に多い。
○工事部位別 受注件数(複数回答)
▽住宅は、「給水給湯排水衛生器具設備」(54万8650件、同11.9%増)、「内装」(44万1296件、同20.6%増)の順に多い。
▽非住宅建築物は、「電気設備」(17万7410件、同13.9%減)、「内装」(11万6593件、同31.0%減)の順に多い。
(注)建設経済統計調査室によると、ガラス交換や内窓設置など窓関連の行為については、建具と内装に含まれるとのことである。