日本板硝子第1四半期決算 売上高2079億円
2023.08.28
日本板硝子㈱は、このほど2024年3月期第1四半期(2023年4月1日~6月30日)の決算を発表した。
同期の連結業績は、売上高2079億5400万円(前年同期比16.9%増)、営業利益145億7800万円(同76.4%増)、税引前利益132億7300万円(同50.5%増)、四半期利益75億4300万円(同129.1%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益70億2700万円(同195.0%増)となった。
このうち、建築用ガラス事業の売上高は958億円(前年同期は856億円)、営業利益は119億円(同89億円)となった。売上高・営業利益は多くの地域で販売価格の改善及び販売数量の増加を受け、前年同期から増加した。
自動車用ガラス事業の売上高は1009億円(同816億円)、営業利益は32億円(同7億円の損失)となった。売上高の増加は、円安の恩恵と多くの地域でサプライチェーンの問題による制約が解消した結果、取引先における生産が回復し、販売数量が増加したことが要因。
なお、2024年3月期の通期連結業績予想は、売上高8400億円(前年同期比10.0%増)、営業利益350億円(同0.5%増)、税引前利益200億円、当期利益130億円、親会社の所有者に帰属する当期利益110億円を見込んでいる。
◎決算発表会における質疑応答(抜粋)は、次の通り。
Q1 欧州の建築用ガラス事業における販売数量は前年と比較しどう変化したか?第2四半期以降、売上構成の改善による収益の改善は期待できるか?
A1 当第1四半期における販売数量は、前年度第3四半期・第4四半期と同程度。今後も欧州での景気減速による需要減は続くとみられ、当面の間販売数量は同水準で推移すると想定している。欧州では環境への影響軽減の観点から、複層ガラスなどの比較的利益率の高い製品による改築需要が底堅く、売上構成の改善は十分期待できる。
Q2 自動車用ガラス事業は価格交渉の効果もあり改善しているが、第2四半期以降も価格を維持できれば通期で同水準の利益確保ができるか?
A2 燃料価格は低下してきているが原材料価格や運送費、人件費を含めたその他コストが上昇しており、これらを吸収する販売価格改善交渉を継続して実施する必要がある。自動車用ガラス事業におけるさらなる業績改善はこれらの進捗次第。
同期の連結業績は、売上高2079億5400万円(前年同期比16.9%増)、営業利益145億7800万円(同76.4%増)、税引前利益132億7300万円(同50.5%増)、四半期利益75億4300万円(同129.1%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益70億2700万円(同195.0%増)となった。
このうち、建築用ガラス事業の売上高は958億円(前年同期は856億円)、営業利益は119億円(同89億円)となった。売上高・営業利益は多くの地域で販売価格の改善及び販売数量の増加を受け、前年同期から増加した。
自動車用ガラス事業の売上高は1009億円(同816億円)、営業利益は32億円(同7億円の損失)となった。売上高の増加は、円安の恩恵と多くの地域でサプライチェーンの問題による制約が解消した結果、取引先における生産が回復し、販売数量が増加したことが要因。
なお、2024年3月期の通期連結業績予想は、売上高8400億円(前年同期比10.0%増)、営業利益350億円(同0.5%増)、税引前利益200億円、当期利益130億円、親会社の所有者に帰属する当期利益110億円を見込んでいる。
◎決算発表会における質疑応答(抜粋)は、次の通り。
Q1 欧州の建築用ガラス事業における販売数量は前年と比較しどう変化したか?第2四半期以降、売上構成の改善による収益の改善は期待できるか?
A1 当第1四半期における販売数量は、前年度第3四半期・第4四半期と同程度。今後も欧州での景気減速による需要減は続くとみられ、当面の間販売数量は同水準で推移すると想定している。欧州では環境への影響軽減の観点から、複層ガラスなどの比較的利益率の高い製品による改築需要が底堅く、売上構成の改善は十分期待できる。
Q2 自動車用ガラス事業は価格交渉の効果もあり改善しているが、第2四半期以降も価格を維持できれば通期で同水準の利益確保ができるか?
A2 燃料価格は低下してきているが原材料価格や運送費、人件費を含めたその他コストが上昇しており、これらを吸収する販売価格改善交渉を継続して実施する必要がある。自動車用ガラス事業におけるさらなる業績改善はこれらの進捗次第。