環境省 先進的窓リノベ2024事業」の情報を公開 補助対象は窓(ガラス・サッシ)及びドアの断熱改修
2023.12.25
環境省は12月7日、「先進的窓リノベ2024事業」(断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省Co2加速化支援事業)の情報を公表した。
同事業は、経済産業省、国土交通省と環境省の3省が連携して行う補助金制度「住宅省エネ2024キャンペーン」中の一つで、2023年(令和5年)度補正予算で1350億円を計上している。
交付申請期間は2024年3月下旬から遅くとも2024年12月31日まで。11月30日までは予約申請も受け付ける予定。予算額の上限に達し次第、申請を締め切るほか、締め切り間近に申請した場合は、補助額が減額される場合もある。
「先進的窓リノベ2024事業」は、住宅所有者がリフォーム事業者に発注する、断熱窓への改修工事を対象とした補助金制度。窓や玄関ドアなどの改修費用を、工事内容(窓のグレード・サイズ)に応じて2分の1相当額、1戸あたり最大200万円まで定額補助する。1戸当たりの上限に達するまで何度でも申請でき、他の補助制度との併用も可能となっている(補助対象が重複しないことが条件)ただし、「子育てエコホーム支援事業」(国土交通省)の新築住宅向け補助制度との併用は不可となっている。
補助の対象は、戸建住宅・低層集合住宅、中高層集合住宅の窓(ガラス・サッシ)およびドアの断熱改修工事。求められる性能は、熱貫流率(Uw値)1・9以下、建材トップランナー制度2030年目標水準値を超えるものなど。
補助対象期間は、2023年11月2日以降に工事に着手し、2024年12月31日までに工事が完了するものとなっている。
なお、住宅省エネ2023キャンペーンのWebサイトには、次のような注意喚起がなされている。
『住宅省エネ2024キャンペーンにおける先進的窓リノベ事業(先進的窓リノベ2024事業)は、本事業(先進的窓リノベ2023事業)と概ね同じ製品が補助対象になる予定ですが、住宅の「建て方」、製品の「性能」や「サイズ」により、補助額が本事業より高くなる場合があります。(内窓については、補助額が一律下がる見込みです)
窓に限らず、契約に含まれる一番最初に行う工事の着手が、2023年11月2日以降である場合、先進的窓リノベ2024事業の事業開始を待って、当該事業の補助金の交付を受けた方が有利になる場合があることが想定されます。
ただし、本事業で補助金の交付を受けた窓は、先進的窓リノベ2024事業では補助対象として取り扱われません。
これは、当該交付を受けた補助金を返還した場合であっても、同様です。
(交付決定後、補助金の振込前に、交付申請の取り下げを行った場合を除きます)
一方で、先進的窓リノベ2024事業は、交付申請の受付時期が未定であることから、補助金が交付される時期は、かなり先になる見込みです。
両事業の補助対象である場合、いずれの事業で補助を受けるかについては、消費者とよくご相談ください。』
☆ ☆ ☆
12月11日の週からガラス・サッシメーカーによるオンライン説明会が各社で行われた。ほぼ、各社とも淡々と補助金制度の概要を説明したところが多かった。要点は、内窓の補助金額が下がり、外窓交換(カバー工法)の補助額が増額になり、玄関ドアの交換が補助対象になったというのが中心。あるメーカーの説明会では、今の補助金が築後何年経過した方が利用したかを分析し、次の補助金のターゲット先にすればどうかなどを紹介したり、実務経験者を登場させ、予約申請で困ったこと、対処したことなどを報告するなど、非常に勉強になったセミナーもあった。各社とも補助金対応の新商品などを紹介していて、大変勉強になった。今後、ガラスの組合関係でも勉強会を開催する予定はあるかと思う。販売店の皆さんは経験者ばかりのはず。皆さんで自分たちの経験談を話し合うのも勉強になるのではないか。
同事業は、経済産業省、国土交通省と環境省の3省が連携して行う補助金制度「住宅省エネ2024キャンペーン」中の一つで、2023年(令和5年)度補正予算で1350億円を計上している。
交付申請期間は2024年3月下旬から遅くとも2024年12月31日まで。11月30日までは予約申請も受け付ける予定。予算額の上限に達し次第、申請を締め切るほか、締め切り間近に申請した場合は、補助額が減額される場合もある。
「先進的窓リノベ2024事業」は、住宅所有者がリフォーム事業者に発注する、断熱窓への改修工事を対象とした補助金制度。窓や玄関ドアなどの改修費用を、工事内容(窓のグレード・サイズ)に応じて2分の1相当額、1戸あたり最大200万円まで定額補助する。1戸当たりの上限に達するまで何度でも申請でき、他の補助制度との併用も可能となっている(補助対象が重複しないことが条件)ただし、「子育てエコホーム支援事業」(国土交通省)の新築住宅向け補助制度との併用は不可となっている。
補助の対象は、戸建住宅・低層集合住宅、中高層集合住宅の窓(ガラス・サッシ)およびドアの断熱改修工事。求められる性能は、熱貫流率(Uw値)1・9以下、建材トップランナー制度2030年目標水準値を超えるものなど。
補助対象期間は、2023年11月2日以降に工事に着手し、2024年12月31日までに工事が完了するものとなっている。
なお、住宅省エネ2023キャンペーンのWebサイトには、次のような注意喚起がなされている。
『住宅省エネ2024キャンペーンにおける先進的窓リノベ事業(先進的窓リノベ2024事業)は、本事業(先進的窓リノベ2023事業)と概ね同じ製品が補助対象になる予定ですが、住宅の「建て方」、製品の「性能」や「サイズ」により、補助額が本事業より高くなる場合があります。(内窓については、補助額が一律下がる見込みです)
窓に限らず、契約に含まれる一番最初に行う工事の着手が、2023年11月2日以降である場合、先進的窓リノベ2024事業の事業開始を待って、当該事業の補助金の交付を受けた方が有利になる場合があることが想定されます。
ただし、本事業で補助金の交付を受けた窓は、先進的窓リノベ2024事業では補助対象として取り扱われません。
これは、当該交付を受けた補助金を返還した場合であっても、同様です。
(交付決定後、補助金の振込前に、交付申請の取り下げを行った場合を除きます)
一方で、先進的窓リノベ2024事業は、交付申請の受付時期が未定であることから、補助金が交付される時期は、かなり先になる見込みです。
両事業の補助対象である場合、いずれの事業で補助を受けるかについては、消費者とよくご相談ください。』
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12月11日の週からガラス・サッシメーカーによるオンライン説明会が各社で行われた。ほぼ、各社とも淡々と補助金制度の概要を説明したところが多かった。要点は、内窓の補助金額が下がり、外窓交換(カバー工法)の補助額が増額になり、玄関ドアの交換が補助対象になったというのが中心。あるメーカーの説明会では、今の補助金が築後何年経過した方が利用したかを分析し、次の補助金のターゲット先にすればどうかなどを紹介したり、実務経験者を登場させ、予約申請で困ったこと、対処したことなどを報告するなど、非常に勉強になったセミナーもあった。各社とも補助金対応の新商品などを紹介していて、大変勉強になった。今後、ガラスの組合関係でも勉強会を開催する予定はあるかと思う。販売店の皆さんは経験者ばかりのはず。皆さんで自分たちの経験談を話し合うのも勉強になるのではないか。