関西板硝子業界が互礼会 関西が盛り上がる一年に 業界一体で難関乗り越え
2024.01.22
令和6年関西硝子業界新年互礼会(関西板硝子卸商業組合、関西板硝子工事協同組合、全国板硝子商工協同組合連合会)が1月11日、午前11時から午後1時まで、大阪市北区大深町の阪急レスパイア大阪で開かれた。109人が参加した。
司会は関西板硝子卸商業組合の北橋成夫理事が務めた。
冒頭、能登半島地震の被害、被災者に対して黙とうが行われた。引き続き、主催者を代表して関西板硝子卸商業組合の村島靖基理事長が挨拶した。
来賓を代表して、AGCグラスプロダクツ株式会社営業本部第二営業部の植田智治部長が挨拶を述べた。
乾杯の発声は全国板硝子商工協同組合連合会近畿地区本部の大村宗一郎本部長が務めた。
中締めは関西板硝子工事協同組合の奥山喜茂理事長が挨拶を述べた。
来賓として参加したのはAGCガラスプロダクツ株式会社の植田智治氏、日本板硝子ビルディングプロダクツ株式会社大阪支店・奥野高広執行役員支店長、同大阪支店ガラス建材販売課本田直人課長、セントラル硝子販売株式会社の井之口奨取締役西日本営業本部長、同・辻元秀和特約店営業部長
大阪府鏡工業協同組合の辻本豊三郎理事長、大阪板硝子鏡加工組合の岡野勇会長、神栄ホームクリエイト株式会社の浜田清孝社長、同・江差隆夫会長。
ハードグラス工業株式会社の下岡正典専務、同・新谷成弘取締役営業本部長、同・遠竹浩二本社営業部次長、新光硝子工業株式会社の村田満城大阪営業所所長、藤原工業株式会社の松井均社長、同・今西弘高取締役営業部長、三芝硝材株式会社の小島浩士執行役員営業部本部長、同・品川雅之営業部部長、同・川口明義営業部担当部長。
中島硝子工業株式会社の勇木健社長、同・金高康夫常務取締役、株式会社エヌビーエスの佐藤一夫大阪支店長、同・稲垣聡営業係長、電気硝子建材株式会社の高畑正司社長、同・村中厚之大阪支店長(当日欠席者を含む)。
村島靖基関西板硝子卸商業組合理事長のあいさつ
昨年は省エネリフォームの補助金により業績を上げた会社も多かっただろう。ただ、足元を見ると住宅着工件数が伸びず気を付けないといけない。
卸組合としては、昨年、大功労者の綾部欽一氏が逝去した。理事長を2度務められた方であり、ご冥福をお祈りする。
私は誉める達人検定2級を保持している。よく「ありがとう」という言葉を発するのが良いとされているが、これは、誉めた相手ではなく、自分の脳に良い効果があるという。部下に注意する時も「ダメだ」というのではなく「惜しかったね」と言えば、部下もやる気が出る。このような心配り一つでやる気や健康に良い影響がある。
今年も補助金は出るようだ。窓業界以外の人たちにも認知を広げていきたい。
年初から震災、航空機事故、火災などが起こっているが、補助金事業や大阪・関西万博などが目白押しだ。関西が盛り上がる一年であってほしい。
AGCグラスプロダクツ植田智治部長のあいさつ
能登半島地震が発生した時に金沢市内にいた。自動車で移動中だったが、地震発生時に信号で停車していると前の車がしばらく動けないでいた。それほど大きな揺れだった。
このような災害機器にガラスは何ができるだろうかと考えている。まずは防災防犯合わせガラスへの認知を拡大,浸透させることだろう。
全国板硝子商工協同組合連合会近畿地区本部大村宗一郎本部長の乾杯のあいさつ
3組合が合同で年初の出発ができるのは業界にとって嬉しいことだ。関西のガラス業界には更にG6もある。業界が仲良く一体になって難関に挑戦し乗り越えていきたい。
関西板硝子工事協同組合奥山喜茂理事長の中締めのあいさつ
この数年で困難だったことは値上げ交渉だった。自らが出向き、取引先で何時間、何日もかけて説得しご理解いただいた。
赤字になるなら取引はいらないという覚悟で臨んだ結果、ご理解いただいた。経営者が動き、社員にできないことをやることが肝要だと思う。