日本板硝子 材料工学助成会 多分野の研究活動を支援 次世代に向け産学から注目の発表
2026.02.09
(公財)日本板硝子材料工学助成会(森重樹理事長/日本板硝子㈱執行役会長)は1月27日、東京都港区の住友会館で「第43回無機材料に関する最近の研究成果発表会―材料研究に新しい風を―」を開催した。ここでは同助成会が支援した研究の生活について披露され、産学の関係者多数が詰めかけた。
開会の挨拶に立った森理事長は、昨今の激動する社会情勢に触れつつ、2025年のノーベル賞において、生理学・医学賞に大阪大学の坂口志文特任教授、化学賞に京都大学の北川進特別教授が選出された快挙に言及。「両先生とも、当初は評価されず不遇の時代があったと聞いているが、地道な基礎研究の積み重ねが大きな成果に繋がった」と述べ、「我々も独創性の高い萌芽的研究への支援を通じて、我が国の科学技術発展に寄与していきたい」と、基礎研究支援の重要性を強調した。
同会は1979年の設立以来、今年で47年目を迎える。これまでの助成活動では、5937件の応募から1526件を選考し、助成金総額は約19億3000万円に達している。対象分野もガラス、セラミックスから半導体、バイオ、計算科学まで多岐にわたる。
今回の発表会では、2022年度に助成を受けた40件の研究の中から選ばれた5人の研究者が登壇した。
いずれの発表も、エネルギー、環境、医療、ビヨンド5Gといった次世代の社会課題解決に直結する独創的な内容であり、質疑応答では専門的な視点から活発な議論が交わされた。
同会は今後も、国際会議への支援や女性研究者の海外渡航支援など、多角的な活動を展開していく方針。なお、次回の助成金贈呈式は4月20日に予定されている。
発表者は以下の通り。
上田恭介氏(東北大学准教授)はチタンインプラントの抗菌機能化について、溶解抑制型生体活性ガラスコーティングを用いた最新知見を報告。
南本大穂氏(神戸大学講師)は可視光応答電極の確立に向けた複合膜創製と電荷移動の定量評価について発表。
鳴瀧彩絵氏(東京科学大学教授)はシリカナノ粒子と両親媒性高分子による液相自己集合について解説。
武藤浩行氏(豊橋技術科学大学教授)は原料粉末の精密集積化による、セラミックス複合材料のマルチスケール組織デザインについて詳述。
黒澤俊介氏(東京大学特任准教授)は赤色および近赤外発光シンチレータの創製について、基礎から応用可能性についての展望を示した。
開会の挨拶に立った森理事長は、昨今の激動する社会情勢に触れつつ、2025年のノーベル賞において、生理学・医学賞に大阪大学の坂口志文特任教授、化学賞に京都大学の北川進特別教授が選出された快挙に言及。「両先生とも、当初は評価されず不遇の時代があったと聞いているが、地道な基礎研究の積み重ねが大きな成果に繋がった」と述べ、「我々も独創性の高い萌芽的研究への支援を通じて、我が国の科学技術発展に寄与していきたい」と、基礎研究支援の重要性を強調した。
同会は1979年の設立以来、今年で47年目を迎える。これまでの助成活動では、5937件の応募から1526件を選考し、助成金総額は約19億3000万円に達している。対象分野もガラス、セラミックスから半導体、バイオ、計算科学まで多岐にわたる。
今回の発表会では、2022年度に助成を受けた40件の研究の中から選ばれた5人の研究者が登壇した。
いずれの発表も、エネルギー、環境、医療、ビヨンド5Gといった次世代の社会課題解決に直結する独創的な内容であり、質疑応答では専門的な視点から活発な議論が交わされた。
同会は今後も、国際会議への支援や女性研究者の海外渡航支援など、多角的な活動を展開していく方針。なお、次回の助成金贈呈式は4月20日に予定されている。
発表者は以下の通り。
上田恭介氏(東北大学准教授)はチタンインプラントの抗菌機能化について、溶解抑制型生体活性ガラスコーティングを用いた最新知見を報告。
南本大穂氏(神戸大学講師)は可視光応答電極の確立に向けた複合膜創製と電荷移動の定量評価について発表。
鳴瀧彩絵氏(東京科学大学教授)はシリカナノ粒子と両親媒性高分子による液相自己集合について解説。
武藤浩行氏(豊橋技術科学大学教授)は原料粉末の精密集積化による、セラミックス複合材料のマルチスケール組織デザインについて詳述。
黒澤俊介氏(東京大学特任准教授)は赤色および近赤外発光シンチレータの創製について、基礎から応用可能性についての展望を示した。



