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関東卸・都硝協 新年賀詞交換会を開催

2024.01.29

挨拶する田中廣理事長
 関東板硝子卸商業組合(田中廣理事長)と東京都板硝子商工協同組合(古田昭人理事長)は1月19日(金)、東京都千代田区平河町のホテルルポール麹町2階ロイヤルクリスタルで、立食式の令和6年合同新年賀詞交歓会を開催した。
 午後5時に開宴した今年の新年会は卸組合が主導し、同組合福利厚生委員の鈴木卓氏の司会で進行。田中理事長は冒頭の挨拶で能登半島地震により亡くなった人々に哀悼の意を表明。業界の動向については「建設工事は活況を呈している」との見方を示した。
 田中氏は「新耐震基準を満たす建て替えと都市再開発案件が続行中で、止まる気配はない。しばらく続く。2050年のカーボンニュートラルに向けた補助金は今年も継続する」と指摘。その上で「需要は好調だが、素材供給はタイトだし値段の高止まりが続いている。一方、働き方改革で建設産業は今春から残業時間の上限規制がスタートする。職人の担い手もかなり不足する。材料、納期の手配を前もって相談し、対応するようにしていただきたい」と呼びかけた。
 来賓紹介の後、AGCグラスプロダクツ㈱執行役員営業本部長・宮石真英氏が「板ガラス業界には力強い追い風が吹いている。今年もグレードアップした国の補助金があり、我々が扱う開口部にとっては心強い市場環境となっている。2024年はポジティブな流れが続くだろう。メーカーとしても業界の発展に尽くしていきたい」と祝辞を述べた。
 都硝協の古田氏が乾杯の音頭を取って歓談に。日本板硝子ビルディングプロダクツ㈱執行役員東日本支社長・齋藤淳氏による中締めで閉会した。
 宮石氏、齋藤氏以外の来賓は次の通り。(敬称略)
 一般社団法人板硝子協会専務理事・伊東弘之、」同部長・橋本佳樹▽日本板硝子ビルディングプロダクツ㈱東京支店硝子建材販売グループ課長・高木洋輔▽セントラル硝子販売㈱東日本営業本部長・関口紀隆▽東京都職業能力開発協会業務指導課長・板谷明▽関東板硝子工事協同組合理事長・田中敏也▽東京都鏡商工業協同組合理事長・尾崎由雄▽東京板硝子施工組合理事長・金城俊樹、同副理事長・宮崎清宇▽東京板硝子鏡加工組合会長・西尾智之▽日本自動車ガラス販売施工事業協同組合専務理事・西村文雄▽東京建具協同組合理事長・佐藤秀明▽東京南部法律事務所弁護士・柴田佳宜、同弁護士・黒澤有紀子▽城東労務管理事務所次長・常盤瞬

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