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機能ガラス普及推進協議会、第1回事業部会を開催

2024.09.09

深川委員長
 機能ガラス普及推進協議会は8月21日(水)午後3時から、令和6年度第1回企画運営委員会を開催した。
 委員会には、(一社)板硝子協会(以下、板協)、全国板硝子卸商業組合連合会(以下、全国卸)、全国板硝子商工協同組合連合会(以下、全硝連)、全国板硝子工事協同組合連合会、全日本鏡連合会、全国安全硝子工業会(以下、安全硝子)、全国複層硝子工業会の7団体と、AGC㈱、日本板硝子㈱、セントラル硝子プロダクツ㈱のガラスメーカー3社から合計14名が出席した。
 会の冒頭、企画運営委員長の深川祐一氏(板協専務理事)が「これまでは高機能ガラスの普及を第1の柱としてやってきましたが、そこにサーキュラーエコノミーへの貢献という第2の柱を加えていくことが、先日の代表者会議で確認されました。これを具体化していくためにも、今日の企画運営委員会で、物流部会からのパレットの関係や、カレットリサイクルの話が、報告やディカッションのテーマになると考えています。推進協議会は極めて大切な場です。推進協が無いとガラスの各業界団体が一堂に会して活動を追求する場が持てません。各団体の日ごろの活動状況について、分からない所もあると思います。次回から、各団体の概況についてお話しいただく時間を取ろうと思っています。ご意見があれば聞かせていただきたい」と挨拶した。
 続いて、事務局から前回議事録の確認が行われた後、報告事項として①令和6年度第1回事業部会活動進捗、②2024年度防災安全合わせガラス寄贈、③カレットリサイクル研究WG活動報告が行われた。
 これらの中で、①では展示会への出展や、防災安全合わせガラス普及にむけたPR活動、「窓ガラスの日」および「鏡の日」のPRについて検討がなされている旨の報告が行われた。②については、7月29日(月)~30日(火)にかけて、京都市の市立八条中学校体育館で行われた寄贈工事の報告と、10月11日(金)に開催予定だった寄贈式典および出張授業の日程が11月中に延期となったことが報告された。③ではWGの活動方針の説明と、今後板ガラスリサイクルに関する調査を検討している旨の報告がなされた。
 また、その他情報共有、連絡事項として、住宅省エネ2024キャンペーンに関連した意見交換会が9月に開催されることになったとの報告がなされた。国土交通省と環境省が業界からの意見をヒアリングするもので、板協にも参加要請が届いていることから、委員会参加団体からも意見を求めた。これについては、全硝連や全国卸、安全硝子から意見が出たものの、今後も継続して意見を求めたいとのことだった。また、2025年の板ガラスフォーラム開催案についても、現状で決定している部分について説明が行われた。このほか、加盟団体リストと、今後の委員会開催スケジュールの確認も行われている。
 午後4時30分からは、板協資源エネルギー物流委員会物流委員会の担当者が参加し、提案と依頼事項について報告が行われた。建材ガラス物流における納品条件適正化に向けたガイドラインの策定・展開と、パレットの適正使用啓蒙活動、容器標準化活動について、各団体から提案や要望のヒアリングを行いたい旨の依頼が行われ、午後5時過ぎに閉会となった。

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