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第48回マテックスフェア開催

2024.10.14

松本社長
オープニングセミナー
 ㈱マテックス(東京都豊島区、松本浩志社長)は10月4日(金)午前9時30分~午後5時30分まで、東京都文京区の東京ドームシティプリズムホールで、第48回マテックスフェアを開催した。今年のメインテーマは「Purpose for ALL目に見えない文化を戦略へ」。
 昨年までの週末(土曜日)開催から、今回初めて平日での開催となった同フェアは、今年も完全予約制の3部構成。当初の予定を上回る約1300名を動員し、売上高は49億5000万円に上った(動員数・売上は主催者発表)。
 フェア開場前の社員朝礼で、松本社長は関係者への謝意を述べた上で「マテックスが今、何を志しているのか、私たちの原体験をもとに気づきや学びを価値に替えて、お客様にもそれを実装してもらうか、そういったところも大事ではないかと思っています。今日の体験でお客様の見え方が変わって、気づきを持って帰って頂けたらとも思います。最後に、今日のキーワードは『貢献』なのかなと考えています。どのように自分は貢献すればよいのかを考えると、新しい方向へ向かっていけるのではないか、一人一人がどの様に貢献するのかを考えて動いていけば良い方向に向かっていくと思います。今日はよろしくお願いします」とあいさつ。また、協賛企業朝礼では、「今日に至るまで、多大なるご尽力、ご協力を頂きまして感謝申し上げます。このフェアは、皆さんのお支えがあって叶っているものです。世の中の風向きの読みにくい状況下で、考え方や方法が需要視されています。それも一様ではなく多様化しており、お客様の望んでいる所の捉え方が、今以上に求められています。その辺りを、マテックスフェアでは再定義して、皆さんで一緒に考えていきたいと思っています。初の平日開催です。やってみて色々な反省材料もあるでしょうし、気づきもあろうかと思います。忌憚なくご意見を頂けたらと思います」とあいさつし、最後に謝意と事故とケガの無いようにとの注意喚起を行った。
 午前9時30分にスタートしたフェアは、初めに松本社長と㈱新建新聞社の三浦祐成社長が登壇、「文化を戦略にする真のパーパス経営」と題し、約30分間のオープニングセミナーで幕を開けた。
 展示会場の各社のブースに目を向けると、日本板硝子ビルディングプロダクツは真空ガラス「スペーシア」を活用した非住居改修の提案や、内窓と組み合わせた先進的窓リノベ2024事業におけるSSグレードの提案、防災防犯ガラス「ラミペーンシェルター」などを紹介した。同ブースの右半分を占める日本板硝子S&Sは、各種カラーガラスのほか、けい酸ソーダ入り積層ガラスの1時間耐火間仕切壁「パイロストップウォール」を出展した。
 AGCグラスプロダクツは、ラミセーフシェルターやスクールバリアといった商品のほか、カタログやマンション手すり用合わせガラスを提案するパンフレットなども掲示し、PRに努めていた。
 サッシメーカー3社は、玄関ドアや窓サッシなど、リフォーム商品を紹介。
 三芝硝材は各種カラー中間膜合わせガラスに加え、職人の技術と走者の設備を駆使して作成したガラスの日本刀「硝刀(しょうとう)」を展示、OOKABE GLASSは、地元福井県の織物組合と共同で開発した、窓を特殊生地で覆うことで部屋の気密性と断熱性を高めるファブリック機密システム「Madwear(マドウェア)」を出展した。このほか、開き戸スイングオペレーターを展示した日本自動ドアや発電ガラスを展示したエイブル、ステンドグラスを扱うセブンホーム、各種ポニーを展示即売する日本ベンリーなど各社が30以上のブースを構え、来場者に向け商品紹介を行っていた。
 また、会場中央部のマテックスコーナーでは、ビル事業本部、住宅事業本部がそれぞれ展示を行い、製造部門では新たに竣工した「鳩山センター第3工場」の紹介も行われ、トリプルガラスやガス入りペアガラスの生産がスタートすることも公表された。
 午後からの第2部、第3部にも多くの来場者が詰めかけ、マテックスの目指すパーパス経営の一端に触れる機会となっていた。

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