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AGC 平井社長が方針説明 「新しい変化を起こしましょう」

2022.01.25

平井社長
 AGC㈱は、平井良典代表取締役社長CEOが、2022年度方針説明を行った。
 方針説明の要旨は次の通り。
 この度の新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げますとともに、罹患された方、ご家族の方に心よりお見舞い申し上げます。また、この感染症の予防と治療に従事されている方に、感謝の意を表します。
 2020年から始まった新型コロナウイルスの感染拡大によりAGCグループも一時は業績に影響を受けましたが、昨年2021年の業績は、グループメンバーが一丸となって取り組んだ結果、期初の想定を大きく上回る見込みです。これまで取り組んできた「両利きの経営」により、コア事業の競争力を高め戦略事業を成長させてきた成果と考えています。
 2022年は、この好業績は決して一時的なものではなく、AGCグループが着実に力を付けていることを示し、さらなる成長につなげていく年にしたいと考えています。そのための鍵となる言葉が「トランスフォーメーション」(変換、転換)です。私はCEO就任時に、自分のミッションは2016年より取り組んできた経営戦略を引継ぎ加速していくことであり、「AGCグループはコーポレート・トランスフォーメーション(企業変革)の第二章に入る」と宣言しました。また、昨年2月に発表した中期経営計画AGC plus‐2023において、両利きの経営による事業ポートフォリオの最適化、サステナビリティ経営の推進、DXの加速の3つの方針を掲げました。本年も引き続き、AGCグループのメンバーと共にこの3つの方針を推し進め、長期経営戦略「2030年のありたい姿」に向かっていきたいと思います。
 AGCグループは、115年にわたり数々のイノベーションを通じて社会の発展に貢献してきました。これからもお客様から最初に声がかかる会社であり続けるために、「易きになじまず難きにつく」の創業者の想いを忘れず、会社としても、そして一個人としても新しい変化を起こしていきましょう。

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