石川県及び石川県民会議等主催の「いしかわ環境フェア」が、８月20日（土）・21日（日）の二日間、石川県金沢市にある石川県産業展示館４号館（石川県西部緑地公園内）で、盛大に開催された。
　ガラス業界からは、板硝子協会／機能ガラス普及推進協議会とＡＧＣが出展し、多くの来場者が注目するところとなった。
　今年の「いしかわ環境フェア」は、「みんなで!!　ストップ温暖化～カーボンニュートラルの実現に向けて、今わたしたちにできること～」をテーマに開催した。この環境フェアは、環境に関する様々な展示や体験を通じて県民一人ひとりが楽しみながら、人と環境の関わりについて理解を深め、環境にやさしいくらしについて考え、実践していく契機となることを目的として毎年開催されている（２０２１年と２０２０円はコロナのため中止）もの。「いしかわ近未来の環境技術展」「いしかわの里山里海展」も同時開催され、地球温暖化から生物多様性まで、幅広い環境問題について、体験できるイベントとなっている。
　板硝子協会の池田直輝調査役の話では、石川県庁より出展要請があり、急遽出展が決定したそうだ。
　板硝子協会／機能ガラス普及推進協議会のブースでは、断熱・遮熱の体感ができる「ガラスの森号」が登場し、エコガラスなど高機能ガラスを紹介。石川県の馳浩知事もブースを訪れ、伊東弘之専務理事からエコガラスの説明を受けていた。北陸板硝子卸商業組合からは、高橋硝子建材㈱（初日）、室野硝子㈱（２日目）が、全硝連東海・北陸地区本部からは福井県板硝子商協同組合のＯＯＫＡＢＥ ＧＬＡＳＳ㈱（初日）の社員らが協力説明員としてブースにとどまり、来場者の説明に追われ、全硝連が発行した「お得なリフォーム補助金」のチラシなども配られた。
　また、その隣の小間にはＡＧＣが出展し、建材一体型太陽光発電ガラス「サンジュール」や汎用型システムガラス手摺「ＬＩＧＥＴ ＦＥＮＣＥ」などを紹介していた。
　取材当日は大雨であいにくの天候だったが、クルマで来場していたのか、展示会場内は、家族連れで大いににぎわっていた。