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水野前理事長の功績を労う

2022.11.07

 福井県板硝子商協同組合は、このほど水野洋太郎氏(㈱水野硝子店)が理事長を退任し、新たに大壁勝洋氏(OOKABE GLASS㈱)が理事長に就任した。
 理事長の交代に伴い、10月21日(金)に福井市の開花亭sou‐anで「福井県板硝子商協同組合理事長交代式・懇親会」を開催した。
 懇親会には新旧両理事長のほか、全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連)の宮代茂会長、武田陽子事務局長、板硝子協会の池田直輝調査役など、ガラス業界関係者14名が出席した。水野前理事長、大壁新理事長、宮代会長からの挨拶で始まった懇親会は、長年ガラス業界に貢献された水野前理事長の功績を労うと共に、組合員同士が交流する場となった。

 水野前理事長の挨拶(要約)
 「福井県板硝子商協同組合の理事長として、2003年から20年ほど務めさせていただきました。私事ながら5月に脳梗塞になりまして、「体調が優れないまま大役を務めるのは難しい」ということで大壁新理事長にお願いしたところ、気持ちよく引き受けていただきました。今、組合の全国的な課題として、「組合員の減少」があります。福井県の場合、ピーク時は70社ほどでしたが、今は22社にまで減少しています。そんな中、次の大壁新理事長は、ガラスのネット販売により日本中にネットワークを持っていて、福井だけでなく業界の活性化にご活躍していただけると確信しております」

 大壁新理事長の挨拶(要約)
「水野前理事長におかれましては、長きにわたり、組合理事長を務めていただきありがとうございました。そして去年までは、全国板硝子商工協同組合連合会専務理事の大役につき、ガラス小売り業界の維持継続・発展にご尽力いただき、改めて感謝の意を表します。このたび、福井県板硝子商工協同組合理事長、並びに全国板硝子商工協同組合連合会理事、機能ガラス普及推進協議会委員を務めさせていただくこととなりました。人口減・環境悪化・円高・円安・資材高騰など、私たちのビジネス環境は悪化の一途を辿っている中で、同時に「ガラス販売業界が地域や社会に対して何ができるのか?」を問われているように感じます。この難題に対して、できる限り努力をしてまいりたいと考えております」

 宮代全硝連会長の挨拶(要約)
 「水野前理事長は、福井県板硝子商工協同組合理事長を約20年間務めていただきました。全国板硝子商工協同組合連合会では平成18年に理事、28年に専務理事を務めて、16年間活躍されました。本当に全硝連にご尽力いただきありがとうございます。材料の値上がりによって、今、我々ガラス業界を取り巻く環境は大きな転換を迎えています。このような値上げをチャンスと捉えて、我々の仕事・生活の向上をしていきたいと思いますので、大壁新理事長をはじめ、ガラス業界の皆様のご協力をお願いしたいと思っています」

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